バナナの皮で滑るような日々

このブログは北海道に住む私が趣味のライトノベル紹介や大学生の自堕落な日々を紹介していくブログです

人生はクソゲー…?(弱キャラ友崎くん・感想1~7)

お久しぶりです。バナナシェイクです。

本当に3記事で失踪しかけて焦りました。ブログ毎日更新している人は凄いですね…!

 

さて、今回紹介するライトノベルは「弱キャラ友崎くん」です。

そしてブログ記事の遅れる原因になったのも「弱キャラ友崎くん」です。

 

最初は1巻を読んで紹介しようと思ったんですけど、めちゃくちゃ面白くて7巻まで読んじゃったんですよね笑。

kindleで速攻ポチりました。そしてその勢いのまま大学の講義中もスマホで読んでました。一日3冊ペースでしたね…。

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引用:

https://gagagabunko.jp/lineup/201605.html#02

あらすじ

人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、人生は神ゲーと言いきった。生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。挙句、「この人生のルールを教えてあげる」だって? ……普通はそんなの信じない。だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ! 第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む人生攻略論ただし美少女指南つき!

 

ざっくりまとめると、人生クソだと思っていた陰キャが、学校の超絶美少女にあれこれリア充のなり方を教えてもらう話です。

「やはり俺の青春はラブコメはまちがっている」が好きな方は特にオススメ。

陰キャあるある」がてんこ盛りでクスっと笑える箇所がかなりありました。

 

登場人物

友崎 文也(ともざき ふみや)

 

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主人公。高校二年生。弱キャラ。

 

主人公の友崎は高校2年生まで友達がいなかったレベルの陰キャラ。リア充爆発しろ!とか文化祭より家に帰ってゲームしたいとか言っちゃうタイプ。

 

正直言ってかなり弱気で愚痴愚痴言うので最初は好きになれないかもしれません、

ですが!私は似たような人生を辿っていたので、

「あぁ~わかる。それな~!」 

みたいな感じで共感ポイントがいっぱいありました。

 

日南 葵(ひなみ あおい)

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高校2年生のパーフェクトヒロイン。友崎君の人生における師匠。

 

日南さんは本当に非の打ちどころのない程何事も完璧にこなす強キャラ。ですがこの子には裏の顔があって…みたいな訳ありヒロイン。

巻を追うごとに一体何を考えているのか分からなくなるヒロイン。

なぜそこまで努力するのか?なぜ努力を続けられるのか?

今後どう動くか楽しみです。

 

七海 みなみ (ななみ みなみ)

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空気を読むのが上手なクラスのムードメーカー。愛称はみみみ。

このライトノベルがすごい!2019の女性キャラクター部門で日南を差し置いて6位に選ばれていた。

 

日南とは違う正統派ヒロイン。6巻辺りまで読み進めるとめちゃくちゃ好きになる。

みみみと花火のいゃいちゃで百合要素も届けてくれる。眼福。

 

夏林 花火(なつばやし はなび)

みみみと同じクラスの小っちゃい子。5巻のメインヒロイン。みみみと仲良し。

 

名前凄い覚えやすいですよね。ライトノベルって感じの名前。

 

泉 鈴(いずみ ゆず)

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ギャル風のイケイケ女子。でも根はマジメ。

 

 

この他にもイケメンリア充グループとか女王っぽい女の子や、図書館の精霊とか魅力的なキャラクターがたくさんいるので是非是非。

 

感想

私はこの作品を高校時代に読みたかった…!

って思いました。

だって、私と同じようなゲームオタクが女子とキャッキャしているんですよね。羨ましい。

この作品の魅力は友崎くんが徐々にリア充になっていく所です。

本当に最初はダメダメなんですよ。友崎君。初めて日南さんと会ったとき

向上心のカケラもない、人生を負けたまま放棄してるゴミみたいな人間

とまで言われる始末。初対面でですよ、初対面。

 

まあそれから日南さんと一緒に人生というゲームの攻略をしていくのですが…

その過程が純粋に面白い。

女の子に話しかけるクエストから「洋服」という装備を買うまで、友崎君はゲーマーとして人生を攻略していきます。

 

そしてこの人生の攻略方法。結構参考になるんですよね。

まるでビジネス書や啓蒙書を読んでいるような…。

姿勢の正し方や相手を振り向かせる方法、空気の流れの掴み方や洋服の買い方…などなど。

 

私もオタクなもんで実際にちょっと試しちゃいましたもん笑

まあ私には美少女指南がついていないんですけどね。

 

そして2巻ほどで友崎くんはかな~り成長します。

友崎君本人は「こんな俺みたいなやつが…」みたいな事言ってるのに、読者からしたらいやお前もう完全にリア充だから!!みたいなギャップが起こったりします。

7巻のラストは本当に感動する。

 

この作品を読んでいるともしかしたら僕にも出来るかも…?みたいな勇気が湧いてくるんですよね。

日南さんの実践内容がちょっと頑張ればできそうなものもあったりしてやってみたくなる。

だからこの作品は特に最近高校に行ってもクラスに馴染めなくて楽しくないなー…とか思っている方にオススメ。

身の回りの仕事やアルバイトもゲームだと思えば案外楽しいかも…?

 

まとめ

既刊ごとに語ると記事が長くなりすぎるしネタバレを隠しつつ紹介するとかなり大雑把な内容になってしまうで大変ですね。

ですが、こういう大賞受賞作品とかって1巻だけでも十分面白かったりするので1巻だけでも試しに買ってみるのもいいかもしれません。

 

人生はクソゲーだと思っているそこのあなたは今すぐ全巻揃えましょう。

そして友崎くんと一緒にこの「人生」という神ゲーを攻略していきましょう…。

 

以上。にわかブロガーのバナナシェイクでした。